食物繊維を毎日の食事にとりいれる

便秘型・ガス型の過敏性腸症候群はもちろん、下痢型にもおすすめしたいのが食物繊維です。食物繊維が食べ物のカスや老廃物を吸着することで、腸の働きを整え、スムーズな排泄を整える効果が期待できます。

便秘に食物繊維が効果的なのは有名ですが、食物繊維には便をちょうどいい固さに整える働きも備わっているので、軟便やお腹が張ったり、ガスが気になるときも積極的に取るようにしましょう。もしかすると食物繊維が不足していることで、便をしっかり固めることができず、不快感を引き起こす原因となっている場合も考えられます。

ただし、過剰な食物繊維の取りすぎは小腸を刺激して、おならを誘発することもありますので、自分の体調をみながら量を調節するようにしましょう。

あまり多く摂取しない方が良い物

便秘の時もそうですが、下痢がちな時は特に食べるものに注意しましょう。以下の食材はもちろん、内臓を冷やさない工夫もわすれずに。

高脂肪な食品と刺激物
消化に時間のかかる脂肪や、唐辛子・こしょうのような刺激物は腸の粘膜に負担がかかります。特に下痢のときはおなかの具合が落ち着くまで、これらの食品は避けるようにしましょう。
カフェインやアルコール
ガムや飴玉も唾液と一緒に空気を飲み込んでしまうため、腹部の膨満感やおならの原因となってしまう。
乳製品(乳糖不耐症)
「牛乳を飲むとおなかがゴロゴロする」「下痢になる」のは乳製品に含まれている乳糖(ラクトース)が原因。もともと農耕中心に生活していた日本人は、この乳糖を分解するのが体質的に苦手な人が多く、牛乳や乳製品を食べた後にお腹に不快感を覚える人も少なくありません。
原因不明のお腹の張りや下痢に悩まされている人は、一度食べている食品を見直し、この乳糖を取りすぎていないかチェックしてみることもお勧めです。
乳糖をすこしずつ取ることで、体を慣らしてゆけくという説もありますが、結局のところ体質に起因するため、すべての人が耐性ができるというわけでもないようです。
しかもこの乳糖は、乳製品や加工食品や菓子類、はては錠剤のコーティング剤にも含まれているため意図的に避けるのが難しいものです。
ページトップへ戻る