とりあえず病院に行こう

かかりつけの内科か胃腸科で大丈夫ですが、不安が強かったり心理的な原因に心当たりがある場合は、心と体の両方からケアできる心療内科がおすすめです。基本的な受診の流れは、問診→触診(横になってお腹を触る)→レントゲン・腹部エコーという感じになります。

受診する前には、問診がスムーズに進むよう「どのような症状か」「いつ起こるか」「その症状で困っていること」などを自分の中で整理しておこう。

・どのような症状か
例:出勤前に下痢になる・おなかが張る
・いつ起こるか
例:出勤前・緊張しているとき・食後すぐ
・その症状で困っていること
例:不快感が強い・集中できない

治療には時間がかかる

過敏性腸症候群の症状には個人差が大きいが、治療にかかる時間が長いうえ完治させるのが難しいという、あまりうれしくない共通点がある。

治療は症状や体質に合わせて、いろいろな薬を試して効果を見るの繰り返しとなるので、結構な時間と根気が必要になる。そのため効果を感じにくかったり、副作用がでたりしているうちに諦めてしまう場合も多い。

自分もいつも同じ整腸剤をもらってばかりいたり、「これは体質的なものもあるから」と消極的な話を聞いているうちにすっかり諦めてしまっていた。

特に病院から処方される薬には、数週間飲み続けることで効果が表れるものもあるため、医師の指示に従って飲み続けなければいけないものもある。

過敏性腸症候群の治療は長期戦覚悟であきらめずに自分と相性のいい病院を見つけ、じっくり腰を据えて治療を続けよう。

お腹の具合が気になっているうちに腸が知覚過敏を起こす!?
同僚で「ここ2~3日、腸の一部が変に動く。なんだか虫が止まって羽ばたいているような感じ。気持ち悪い」と言っている人がいたので、気になりすぎる前に大腸カメラを受けてみてはとすすめてみた。 検査の結果、特に異常はなく不快感は気のせいとのこと。 同僚は検査を受けて安心したのか、その後腹の調子を気にすることはなくなった。病は気から?

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